確認テスト
図の明るい筋は、電気を帯びた粒子の流れである。この粒子はどのような電気を帯びているか。
真空に近いガラスの管(放電管)に電気を流すマイナスの電極(陰極)から光がまっすぐ飛び出すのが見えます。これを昔の人は「陰極線」と呼びました。後に研究が進み、その正体が「電子」だとわかりました。
図のAは、何極か。
陰極線は、マイナスの電極から出る電子の流れですから、Aは-極(陰極)となります。
圧力を小さくした気体の中を電流が流れる現象を何というか。
空気には電気が流れにくいが、空気をほとんどぬいたガラス管(放電管)の両端に電極(+と?)をつけて高い電圧をかけると、電気がピカーッと放電することがあります。これが 真空放電です。
図の明るい筋は、電気を帯びた粒子の流れである。この粒子はどのように流れているか。
陰極線は、マイナスの電極から出る電子の流れです。
図の明るい筋は、何という粒子の流れか。
陰極線は、マイナスの電極から出る電子の流れです。
図のようになっているときに、Cを+極、Dを-極にして電源につなぐと、 明るい筋はどうなるか。
陰極線(電子の流れ)は電気の力で引きよせられたり、しりぞけられたりします。陰極線マイナスの電気だから+極(C)に向かって引き寄せられます。
図の●は導線の中の金属原子で、aはそのまわりの自由に動ける粒子を示している。aに示した粒子は何か。
金属原子のまわりにある電子のうち、一番外側の電子は、ゆるくつながっており、原子からはなれやすい。そのため、電子が金属の中を自由に動き回れるようになる。これが、金属の「電気が通る」性質の正体です。
真空放電管の実験の際に、放電管から電磁波が発生していることが発見され、これを( )と名付けた。この電磁波は透過性をもち、医療分野で利用されている。
真空放電管の中では、マイナスの電極(陰極)から電子(=陰極線)が出てきます。この電子がすごく速く加速されて、金属の板(ターゲット)にぶつかると強いエネルギーが出て、目に見えない「X線」が発生することがあります。
X線を初めて発見したドイツの学者は誰か。
レントゲンは、X線を世界で初めて発見した物理学者です。この発見は、のちに医療や科学にとても大きな役わりを果たしましたが、当初はその正体がわからなかったので、「正体不明の線(X線)」と名づけました。
α線やβ線、γ線などをまとめて何というか。
放射線とは、とても小さくて速い粒や強いエネルギーの光が、空間を飛んでいく現象のことです。放射線は正しく使えばとても役に立ちますが、体にあたりすぎると有害になることもあるため、使うときはしっかりとした管理が必要です。