確認テスト
食料費が消費支出の中に占める割合を百分率で表したもので、家計の生活水準を見るための目安にされてきた係数を何というか。
エンゲル係数は、家計の総支出に対する食費の割合を示します。この割合が低いほど、生活にゆとりがあると考えられます。名前の由来は、この法則を発見したドイツの統計学者エンゲルです。
所得から消費支出と非消費支出を引いた残りで、銀行預金などの貯えをまとめて何というか。
貯蓄は、収入から生活費や税金などを引いた後に残ったお金のことです。将来のために取っておいたり、目標のために貯めたりするお金のことを指します。
会社からの給料など、労働の見返りとして得られる所得を何というか。
勤労所得は、働いて得たお金のことです。会社員の給料やアルバイト代などが該当します。自分の労働の対価として受け取るお金のことを指します。
経済の主権は消費者にあるという考え方を何というか。
消費者主権とは、消費者の選択が企業の生産や経済全体を動かす力を持っているという考え方です。消費者の需要が供給を決定するという経済の基本的な考え方を表しています。
消費者が製品の欠陥で被害を受けたとき、製造者である企業に、その過失の有無にかかわらず、被害の救済を義務づけた法律を何というか。
製造物責任法(PL法)は、製品の欠陥によって消費者が被害を受けた場合、製造者の過失の有無に関わらず、製造者に責任を負わせる法律です。消費者保護を目的としています。
商品を生産者から仕入れて、小売業者に販売する商業を何というか。
卸売業は、生産者と小売業者の間に立って、大量の商品を取り扱う業種です。直接消費者には販売せず、小売業者に商品を供給する役割を果たします。
商品を直接消費者に販売する商業を何というか。
小売業は、消費者に直接商品を販売する業種です。スーパーマーケットやコンビニエンスストア、専門店などが該当します。
市場での商品の自由な売買を中心にする経済のしくみを何というか。
市場経済は、需要と供給の原理に基づいて価格が決定され、資源が配分される経済システムです。政府の介入が最小限に抑えられ、個人や企業の自由な経済活動が中心となります。
需要量と供給量との関係で決まる価格のことを特に何というか。
市場価格は、需要と供給のバランスによって自然に形成される価格のことです。需要が増えれば価格は上がり、供給が増えれば価格は下がる傾向があります。
需要量と供給量がつり合う価格のことを特に何というか。
均衡価格は、需要量と供給量が一致する点で成立する価格のことです。この価格では、買いたい人と売りたい人の数が等しくなり、市場が安定します。