確認テスト
日本国憲法の三原則のひとつで、第二次世界大戦の反省をもとに生まれたものは何か。
憲法第9条に示される平和主義は、戦争の惨禍への反省から生まれました。戦争放棄と戦力不保持を規定しています。
日本国憲法の三原則のひとつで、第二次世界大戦前に国民の権利を抑圧したことが戦争へつながったとの反省から生まれたものは何か。
戦前の人権抑圧への反省から、憲法第11条から第40条で詳細な人権保障規定が設けられました。
日本国憲法で定められた国民の三大義務は、勤労の義務、納税の義務と、もう一つは何か。
憲法第26条で「すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ」と規定されています。
憲法改正を発議することが出来る機関は何か。
憲法第96条で、憲法改正の発議には「各議院の総議員の三分の二以上の賛成」が必要とされています。
憲法改正の発議後に行われる国民投票で改正案が承認されるには、どれだけの賛成が必要か。
憲法第96条で「その承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする」と規定されています。
国の法律や命令は憲法に反してはならず、国の法は憲法を頂点に構成される。この憲法のような国の最高の決まりを何というか。
憲法第98条で「この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない」と規定されています。
日本国憲法では、天皇の地位は国と国民統合の象徴であるが、これは国民の何にもとづくものとされているか。
天皇の地位は国民の「総意」に基づくとされています。これは、天皇が国民全体の意思を反映した存在であることを示しています。
日本国憲法では、国の政治の在り方を最終的に決める権限は国民にある。三原則のひとつであるこのような考えを何というか。
国民主権とは、国の主権が国民にあるという原則です。これにより、国民が政治の主体であることが示されています。
日本国憲法で平和主義について定めているのは、前文と第何条の条文か。
平和主義は前文と第9条で定められています。特に第9条は戦争放棄と戦力不保持を明記しており、日本の平和憲法の象徴となっています。
日本国憲法の平和主義に関して、日本は唯一の被爆国として、核兵器を「もたず、つくらず、もちこませず」という原則をとっている。この原則を何というか。
非核三原則は、日本が核兵器を持たず、作らず、国内に持ち込ませないという方針を示しています。これは日本の平和主義の具体的な表れの一つです。