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あおば塾の日々の様子

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【キクタン】この単語帳良いよ。ホント、おススメです。

「生徒にキクタンの購入を薦めてきたので、そのチェックテストを作ったよ」っていう、昨日の話の続き。なんで「キクタン」にしたのかってところから、どうやって使っているかまでを説明し、「単語憶えられないよぉ。」と困っている中学生読者がいたなら、そんな子に「これ良いから母ちゃんに買ってもらえ」と余計なお世話をしようというのが今回の流れ。

なんでキクタンなのか

昨日の投稿でも書きましたが、英単語の暗記って苦手としている人多いものです。私もそうでしたし、今も好きではありません。中学生の頃の自分は常に「ツマラナイ」「メンドクサイ」「ムズカシイ」の三重苦から如何に逃れるか言い訳を考えていた記憶があります。そんな中学生だった頃の自分目線でこの単語帳を選びました。ですので、「いや、俺得意だよ」という人や「英単語の暗記が趣味です」みたいな人は以下の文は読んでも意味がないです。

さて、当時の私の話。勉強嫌いの私といえども、英単語の暗記を「嫌だ」「やりたくない」と思いながらも、「やらなければいけない」ことは承知していましたし、「覚えられるものなら覚えたい」とも思っていました。たぶん多くの中学生が同じように思っていると思います。でも、なかなか覚えられないから苦痛なんですよねぇ。英単語に限らず、ただ「暗記」するだけってのは苦痛です。だから勉強の際は、例えば「社会」や「国語」なら教科書外のサイドストーリや豆知識を説明に混ぜてあるテキストや学習漫画をみたり、「理科」や「数学」なら簡単な実験を行ったり、身近な現象と学習事項との関係を説明している教材を探して、興味がもてるところから勉強し、「暗記」をただの作業というか、苦役にならないように工夫しました。「英語」でももちろんそういうことはやりましたが、「英単語」の場合、それが多すぎてなかなかほかの教科のようには行きません。ですから、これらとは違ったアプローチで勉強に対する心理的なストレスを軽減できないだろうかと考えて、できるだけ気楽に勉強できる、毎日勉強しても苦にならない、そんな教材がないか探していました。当時は結局グッとくる教材には出会えなかったわけですが、この仕事をはじめ、改めて当時のことを思い出しながら教材探しをしました。

っで、比較検討の結果、最終的に私が選んだのが「キクタン」です。もう、グッときちゃいました。これは良いものです。

キクタンのどこが良いと思ったか

とにかくストレスが小さいというのがポイントです。

最近の英語教材はCDが付属することが多いですが、キクタンにもCDが付属します。っで、このCDが素晴らしい。通常の教材ですと英単語とその意味を交互にネイティブの方と日本人が読んでいくだけですが、キクタンはBGMつきです。これのおかげてリズムよく覚えられるのです。

この単語や英語表現をリズムに乗せて表現したもの「チャンツ」というそうですが、不思議と聞いているだけで何となく覚えてしまうんです。流行の曲なんかを知らぬ間に憶えてしまうことありますよね、あの感覚です。人間は無味な暗記よりも、「楽しむ」ことでより深く自分の脳に刷り込める生き物だといわれますが、正にその通りだなぁと実感させられます。

そして、これを「一日16語、時間にして1分半学習しましょう」ってのがこの教材の基本コンセプト。高校入試に必要単語をこのペースで8週間でマスターできるとのことです。まぁ、さすがに一日1分半ってことは8週間で84分ですから、これだけでマスターってのは言い過ぎだろうとは思いますが、これを4回、5回とやれば覚えられるでしょう。どうでしょう。一日5分、3回分くらい聞けば結構覚えられるんじゃないでしょうかね?とにかく、このCDは気楽に聞いていられますから、あまり構えず聞き流すくらいでも良いです。それでも十分に耳に残ります。

でも、これって単語を書けるようにはならないよね?

生徒に言われたことです。まぁ、その通りだと思います。聞いていただけではね。でも、実際入試で書けなければいけない単語ってそんなに多くないです。英語の問題は英語の質問に対する返答だったり、長文の内容理解だったり、単語の並べ替えだったりしますから問題で使われている単語をそのまま使えばよいわけです。入試での配点を考えると、まずは長文を読めるようにすることが最重要ですから、とにかくまず単語の意味をたくさん、しっかりと憶えるべきです。ついでに言うと、最近の中学生は「音読」の重要性がわかっていない気がします。中学生の場合、英語の音にも慣れていない状態ですから、きちんとした英語の音に気軽に触れられるというのは重要なことです。リスニングに強くなることはもちろんですが、正しい発音を覚えるとスペルミスも減っていきます。

っで、どうやって使えばよいの?

キクタンを開くとすぐ「この本の利用法」というページがありますので、基本的にはこの通りにやればよいと思います。ただ、「こうやれ」って言われると「え~、メンドクサイ」と思ってしまいますよね。私もそうでした。ですので、そういう子は好きなように使えばよいと思います。この教材、とりあえずCDを聞いてさえいれば絶対に力が付きます。ですから、とにかく無理がないように使ってください。本当に「聞き流すだけ」でもそれなりに力がつくと思います。

難しく考える必要はありません。変に構える必要もありません。とにかく、毎日CDを聞きましょう。まずはそれだけです。いきなり完璧に覚えようとする必要もありません。とりあえずテキストに指定されたどおりの日程でCD聞いてみましょう。何度か聞いていれば絶対に覚えられます。

ある程度できるようになったら右のページの例文とかも読んでみましょう。少しずつで良いです。気楽にやりましょう。毎日やるのがポイントです。だから毎日やるのが苦にならないペースでやりましょう。そんなだらしない勉強でも力をつけてくれるのがこの教材の凄いところです。

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