確認テスト
710年、現在の奈良県北部に都が移された。この都を何というか。
平城京は奈良時代の都で、710年から784年まで日本の首都でした。中国の長安を模して造営されました。
奈良時代に発行され、都の市で使用された貨幣を何というか。
和同開珎は708年に発行された日本で最初の公的貨幣です。奈良時代の都で広く流通しました。
北九州に置かれ、九州地方の政治や防衛、外交に当たった役職を何というか。
大宰府は、北九州に置かれた重要な地方官庁です。九州地方の政治、防衛、対外交渉を担当しました。
戸籍に基づいて6歳以上の男女に耕地を与え、死んだら耕地を国に返すことを定めた法を何というか。
班田収授法は、6歳以上の男女に一定の耕地(口分田)を与え、死後に国へ返還させる制度です。税制の基礎となりました。
奈良時代に農民には、1年に60日を限度として地方の労役につく義務が課せられていた。この労役を何というか。
雑徭(ぞうよう)は、年間60日を限度とする労役義務のことです。道路の修理や建築などの公共事業に従事しました。
奈良時代に農民に課せられた税のうち、口分田の面積に応じて稲を納めるとしたものを何というか
租(そ)は、口分田の面積に応じて納める稲年貢のことです。収穫量の約3%を納めることが定められていました。
743年に出された、新たに開墾した土地の永久の私有を認めることを定めた法を何というか。
墾田永年私財法は、新たに開墾した土地の永久私有を認めた法律です。これにより、貴族や寺社による大土地所有が進みました。
平城京は唐の何という都にならってつくられたか。
平城京は唐の都である長安を模して造営されました。碁盤目状の区画や朱雀大路など、多くの特徴が長安を参考にしています。
奈良時代、東北地方を支配するために、724年に宮城県に作られた城を何というか。
多賀城は724年に現在の宮城県に築かれた城です。東北地方の政治・軍事の拠点として機能しました。
遣唐使として唐へ渡り、帰国の船が難破したため、唐の役人として一生を終えた人物を何というか。
阿倍仲麻呂は遣唐使として唐に渡り、帰国の途中で難船し、唐に留まって高官となりました。