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江戸時代に、諸藩が武士の子どもを教育するために設けた教育施設を何というか。
藩校は、武士の子弟に儒学や武芸を教える学校でした。各藩の文化や学問の中心となりました。
儒教や仏教が伝えられる以前の日本古来の文化を明らかにしようとする学問を何というか。
国学は、日本固有の文化や思想を研究する学問で、「古事記」や「万葉集」などの古典を研究対象としました。
本居宣長が「古事記」の研究をもとに、1798年に完成させた書物をなんというか。
「古事記伝」は、本居宣長が30年以上かけて完成させた大著で、日本の古代思想や文化を解明しようとした国学の集大成とされています。
江戸時代に発達した、オランダ語の書物を通じて西洋の文化を研究しようとする学問を何というか。
蘭学は、オランダを通じて西洋の科学や医学を学ぶ学問です。これにより、日本に近代的な知識が導入されました。
1774年、前野良沢、杉田玄白らがオランダ語の人体解剖書を翻訳して出版した書物を何というか。
「解体新書」は、西洋医学の知識を日本に初めて本格的に紹介した書物で、日本の近代医学の発展に大きな影響を与えました。
日本で初めてエレキテルや寒暖計を作った人物は誰か。
平賀源内は、多才な発明家・学者で、エレキテル(静電気発生装置)や温度計を作るなど、西洋科学の日本への導入に貢献しました。
18世紀末から19世紀初頭に栄えた町人文化は、何んという都市を中心に栄えたか。
化政文化と呼ばれるこの時期の文化は、江戸を中心に発展しました。歌舞伎、浮世絵、川柳など、多様な芸術が栄えました。
江戸時代には、俳句の形式を借りて、風刺や皮肉をうたう文芸が流行したが、これを何というか。
川柳は、5・7・5の短い形式で、人間の日常や社会の矛盾を鋭く批評する文芸です。庶民の間で人気がありました。
19世紀前半に長編物語「南総里見八犬伝」を著したのは誰か。
曲亭馬琴の「南総里見八犬伝」は、江戸時代を代表する長編小説で、複雑な筋立てと壮大な世界観で人気を集めました。
江戸時代後期に「富岳三十六景」などの浮世絵を描いたのは誰か。
葛飾北斎は、「富嶽三十六景」や「北斎漫画」など多くの作品を残し、世界的に有名な浮世絵師です。彼の作品は西洋の芸術家にも大きな影響を与えました。