確認テスト
江戸時代に広まった、横木に鉄の棒を櫛状につけた脱穀のための農具は何か。
千歯こぎは、稲穂から籾を外すための農具です。多数の鉄歯がついていることから「千歯」と呼ばれ、農作業の効率を大きく向上させました。
江戸時代には、乾燥させたいわしが肥料として使われていた。この肥料を何というか。
干鰯(ほしか)は、いわしを乾燥させて作った肥料です。窒素分が豊富で、特に綿花栽培などに使用され、農業生産性の向上に貢献しました。
江戸幕府は各地の鉱山の開発に力を入れていたが、このうち、現在の新潟県に在り、2024年7月に世界遺産一覧表への登録も決定した金山は何か。
佐渡金山は、江戸時代を通じて日本最大の金山として栄えました。その歴史的価値が認められ、2024年7月に世界遺産に登録されることが決定しています。
五街道のうち、太平洋岸に沿って江戸と京都を結ぶ街道を何というか。
東海道は五街道の中で最も重要な街道で、江戸と京都を結びました。宿場町や松並木など、当時の面影を今に伝える場所も多く残っています。
江戸時代に開かれた航路のうち、日本海沿岸から瀬戸内海を経て大阪に至る航路を何というか。
西廻り航路は、日本海側の米や特産品を大阪へ運ぶ重要な海上交通路でした。この航路の発達により、日本海側の経済発展が促進されました。
江戸時代に発達した商工業者の同業者組合を何というか。
株仲間は、同業者が集まって作った組合で、商品の品質管理や価格の統制などを行いました。幕府から公認され、独占的な営業権を持っていました。
江戸時代、諸大名が年貢米や特産物を保管・販売するために大阪に建てた建物を何というか。
蔵屋敷は、各藩が大阪に設けた年貢米などの保管・販売施設です。これらを通じて、大阪は「天下の台所」として経済の中心地となりました。
元禄文化の中心地であった大阪や京都は、まとめて何と呼ばれていたか。
上方は、主に大阪・京都を指す言葉で、江戸時代には文化の中心地でした。歌舞伎や人形浄瑠璃など、多くの文化が上方から発信されました。
江戸時代に広まった農具で、土に深く刺さるように工夫された鍬を何というか。
備中鍬は、岡山県の備中地方で発明された鍬です。刃先が鋭く、土に深く刺さるため、硬い土地でも効率的に耕すことができ、農業生産性の向上に貢献しました。
五街道のうち、江戸と白河(福島県)を結ぶ街道を何というか。
奥州道中は、江戸と東北地方を結ぶ重要な街道でした。白河は奥州道中の宿場町の一つで、「白河の関」として知られています。