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後悔しない志望校選びのために校風や雰囲気が自分に合っているのか確認しに高校の文化祭に行ってみよう

もうすぐ諏訪エリアの高校は文化祭シーズン、高校の雰囲気を味わいに行こう!

6月の下旬から7月の上旬にかけて、諏訪エリアの高校の多くでは文化祭が開催されます。
5月下旬にこの記事を書くのは少し早い気もするのですが、特に高校受験を控えている中学3年生には大事なことになるのでこのBlogでとり上げました。
私は教室でも毎年この時期になると必ず「興味のある学校や通う可能性のある、受験する可能性のある高校の文化祭には必ず行こう!」と生徒、特に中3生に伝えています。

あおば塾に通う高校生も大勢いますので、そういう生徒たちの作り上げた文化祭を多くの人に楽しんでもらいたいという気持ちが半分。
もう半分はこれから高校生になる生徒たちに後悔のない選択をしてもらいたいと思うからです。

毎年、各高校に少なからず「こんなはずでは…」と期待していた高校生活とのギャップに苦しむ生徒がいます。
そうなってしまう理由は様々ですが、「この学校はこういう学校」という何となくのイメージや、学校の偏差値や部活のレベルなどだけで志望校を決めてしまったために、校風に馴染めないというパターンが結構多いです。
そういう失敗をしないためにも高校の文化祭を楽しんできてほしいのです。

高校の学校見学や体験授業に参加しただけではダメなの?

はい。私に言わせれば、全然ダメですね。
もちろん学校見学や体験授業は大事ですし、機会があればこれも是非参加してほしいです。
高校選びというのはその後の人生に大きく係わってきますので、高校が提供する授業や学習環境を知るというのは重要なことです。
ですが、それだけでは足りないのです。
だってそうでしょ? 皆さんだって授業参観の日は猫被りますよね?
学校見学で目にした高校生が本性表していると思いますか?
体験授業の先生がいつものテンションで授業していると思いますか?
本当の学校の雰囲気というのはこういうところでは感じ取れないものです。

じゃあどうするのか? そこで文化祭です。

もちろん高校生全員が楽しみにしているってわけではないのでしょうが、それでも大多数の生徒が準備から張り切っています。
誰かにやらされるわけではなく、自分たちで考えて盛り上げる一大イベントです。そこに校風が現れないはずがありません。
そんな高校生たちの本性を見たうえで、「あぁ、ここなら自分も楽しい高校生活をおくれそうだ」と思える学校に進学するのが良いと思います。

校風とか雰囲気というものはなかなか言語化することが難しいです。
一般的に「この学校はこういう学校だよ」と言われていることも、解釈は人それぞれですから鵜呑みにはできません。
ですから是非、自分の目で、耳で、肌で感じとってもらいたいと思うのです。

楽しいことにも本気になれないで、勉強に本気になれるはずがない

もう一つ。いや、二つ。文化祭に行ったらやってもらいたいこと。
それは文化祭を本気で楽しんでくること。こういうイベントすら本気で楽しめないような人が、苦しい受験勉強に本気になんてなれるはずがありません。
これは文化祭を見に行く側はもちろん、文化祭の主催者側にも言えることです。
文化祭すら本気になって楽しめないような連中は勉強にも本気にはなれていないでしょう。
たまにあるんですよ、なんだか生徒たちに覇気がないグダグダとした文化祭。だいたい、そういう時はその学校の進学や就職に関する評判はよろしくないです。
だからこの点もシッカリと見てきてほしいのです。3年間、情熱をもって過ごせる学校なのか否か。
これは志望校決定に際して、重要な判断基準になると思っています。何事にも本気で取り組める、そういう雰囲気の学校への進学を私はおすすめします。

成績や偏差値、評判などだけで志望校を決めない

文化祭を見に行って、「良いなこの学校」と思ったならあとは自分を信じて頑張るのみです。
一般的には自分の成績と学校のレベルを鑑みて志望校を決めていくことが多いです。
もちろん成績が伴わなければ入学試験を合格できないので、そういう決め方を否定するつもりはありませんし、大事な考え方です。
しかし、まだ受験まで半年以上あります。成績のギャップを埋めるには十分すぎる時間があるのです。
ですから無理とは思わずに、自分にピッタリだと思う高校があったら、その学校目指して頑張ってみましょう。

逆の場合もあります。
現状の自分のレベルや、当初考えていた志望校よりも易しめの高校に魅かれるものがあったならば、その学校を志望校とすることも否定しません。
大事なのは「高校3年間を充実したものに出来るか」ということです。
特に大学進学まで考えている生徒の場合、今は昔と違い大学受験も様々な受験制度がありますので、一概に高偏差値の高校の方が良いとは言えません。
良いなと思える学校があったなら、学校の先生や塾の先生にも相談してみましょう。

諏訪エリアの高校の文化祭シーズンは中学のテストシーズンでもある

さて、最初にも書いたように文化祭に行ってもらいたいという記事を書くには少し時期が早いと言えなくもない。
何故そんな時期に記事にしたのか、それは見出しの通り、中学のテスト期間とダブるからだ。

毎年、高校の文化祭見て来いよと話をすると、前向きな返事をもらえるのだが、いざ文化祭となると、「テスト勉強が間に合いません。文化祭、見に行けません。」ということになる。

これ、非常にもったいないし、志望校を選定していく上で危ない。

そんなわけで、色々と気が早い感じがしてしまうが、今から次のテスト(前期中間テスト・1学期期末テスト)の準備をすすめ、準備万端の状態で高校の文化祭を楽しんできましょう。

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