炭酸ジュース作り 実験教室【午後の部】
科学実験教室を開催しました。
午前の部・午後の部・夜の部の3部構成。
ここでは午後の部で行った炭酸ジュース作りについてまとめます。
クエン酸と重曹から作る炭酸ジュース
クエン酸と重曹を混ぜて水を加えると化学反応により炭酸が発生します。
これだけでも一応、【炭酸水】と言えなくもないのですが、それでは面白くありません。
また、炭酸水に違いはないのですが、化学反応により塩も発生しており微妙にしょっぱい。これではジュースを作っても美味しくありません。
第一、この実験のために準備したクエン酸と重曹は100円ショップで売っているもので、パッケージに書かれている用途をみると清掃用とあります。
正直、それそのままするのは気分がよくありません。
というわけで秘密兵器の登場です。
写真奥の500mlのペットボトルにクエン酸、重曹、水を加えキャップをすると、ペットボトル内で化学反応により炭酸ガス(二酸化炭素)が発生します。
これがキャップから伸びるチューブを通って、写真手前の大きなペットボトルへ送られます。
そして送られたガスが水に溶けて炭酸水になります。必要な炭酸ガスのみを水に溶かすというわけです。
ただ、二酸化炭素は水に溶けはするものの、溶けやすいわけではありません。
そのため、これを良く振る必要があります。
参加生徒全員でペットボトルを振ります。全力で振ります。
しばらくしたら出来上がった炭酸水を使ってジュース作りです。
昭和の喫茶店にありそうなメロンソーダを作りました。
バニラアイスを浮かべています。
身体に悪そうな赤いチェリーをのせれば完璧でしたが売っていませんでした。
科学実験第二弾。
炭酸水を作ってメロンソーダに。 pic.twitter.com/58FveHIxhu— あおば塾💙💛 (@aobajuku) August 6, 2023
参加者全員分のジュースを作り、乾杯をしたところで実験教室の午後の部は終了しました。
このあと、夕方以降に夜の部として「天体観測」を行う予定でしたが、あいにくの天気で星を見ることが出来ず中止となりました。