ビスマス結晶作り 科学実験教室【午前の部】
科学実験教室を開催しました。
午前の部・午後の部・夜の部の3部構成。
ここでは午前の部で行ったビスマス結晶作りについてまとめます。
ビスマス結晶作り
午前の部では以前にも開催し好評だったビスマス結晶作り。YouTube等でも人気なため「私もやってみたい」という生徒が多かったため今年も実施しました。
ビスマスのチップをステンレス製の鍋に入れて火にかけます。
「これが本当に溶けるの?」生徒たちからそんな声が上がりました。
確かに金属がガスコンロの火で溶けるというのはなかなか想像できませんよね。ですが、そんな声も直ぐに「おお~」という歓声に変わります。
鍋肌の付近からビスマスチップが溶け始めます。
ビスマスの融点は非常に低く、271.4℃で溶けるのです。
ほどなくしてビスマスチップは溶けきりドロドロ状態に。
このあと火を消してゆっくりと冷ましていくとビスマスが結晶化していくわけです。
さて、実験的にはここからが面白いところなのですが、面白いということはそれだけ実験の手間もかかるわけで…
すみません。写真がありません。
安全に実験をすすめることを第一にしておりましたので記録にまで手が回りませんでした。
最終的にはこんな感じの結晶が出来上がります。
ビスマス結晶を使った作品作り
さて、こんな具合でビスマスチップを溶かし、再結晶化させました。
結晶は和名の蒼鉛(そうえん)の名前の通り蒼みのある不思議な色と金属光沢がある大変美しいものです。
ですから、このまま飾っておいても十分に楽しめるわけですが、折角ならもう少し手を加えたいということで、アクセサリーにしてみました。
ビスマス結晶、綺麗に出来ました。
今回は豊作! pic.twitter.com/zGPPqwOsLg— あおば塾💙💛 (@aobajuku) August 6, 2023
参加者全員が各自のアクセサリーを作り終えたところで実験教室の午前の部は終了しました。
このあとお昼休憩の後、実験教室の午後の部「炭酸ジュース作り」を行いました。
さらにその後、夕方以降に夜の部として「天体観測」を行う予定でしたが、あいにくの天気で星を見ることが出来ず中止となりました。