オームの法則②

抵抗が大きく、電流をほとんど通さない物質を何というか。

• 導体
• 絶縁体
• 半導体
• 断熱体

絶縁体は電流をほとんど通さない物質です。

銅、ガラス、銀のうち、電流をほとんど通さない物質はどれか。

• 銅
• ガラス
• 銀
• すべて通す

銅と銀は導体であり、ガラスは絶縁体です。

10Ωと30Ωの電熱線を直列につなぎ、電圧を加えた。この回路全体の抵抗は何Ωか。

• 40Ω
• 20Ω
• 15Ω
• 10Ω

直列回路では、抵抗は加算されるため、10Ω + 30Ω = 40Ωです。

直列につないだ10Ωと30Ωの電熱線に、12Vの電圧を加えた。このとき回路に流れる電流の大きさは何か。

• 0.2A
• 0.3A
• 0.4A
• 0.5A

オームの法則により、電流I = V ÷ R = 12V ÷ 40Ω = 0.3Aです。

直列につないだ10Ωと30Ωの電熱線に、ある大きさの電圧を加えたところ、回路に0.4Aの電流が流れた。このときかけた電圧の大きさは何か。

• 4V
• 40V
• 1.6V
• 16V

オームの法則により、V = I × R = 0.4A × 40Ω = 16Vです。

並列につないだ10Ωと30Ωの電熱線に、12Vの電圧を加えた。このとき10Ωの電熱線に加わる電圧の大きさは何Vか。

• 6V
• 12V
• 1.2V
• 120V

並列回路では、各部品に加わる電圧は同じですので、12Vが10Ωの電熱線にも加わります。

並列につないだ10Ωと30Ωの電熱線に、12Vの電圧を加えた。このとき30Ωの電熱線に流れる電流の大きさは何か。

• 0.04A
• 0.4A
• 4A
• 0.4mA

オームの法則により、電流I = V ÷ R = 12V ÷ 30Ω = 0.4Aです。

並列につないだ10Ωと30Ωの電熱線に、12Vの電圧を加えた。このとき回路全体に流れる電流の大きさは何か。

• 0.4A
• 1.2A
• 1.6A
• 160mA

並列回路の全体電流は、各部品に流れる電流を足し合わせたものです。10Ωの抵抗には12V ÷ 10Ω = 1.2A、30Ωの抵抗には12V ÷ 30Ω = 0.4A、合わせて1.2A + 0.4A =1.6A

並列につないだ10Ωと30Ωの電熱線に、12Vの電圧を加えた。この回路全体の抵抗は何か。

• 0.75Ω
• 7.5Ω
• 75Ω
• 40Ω

並列回路の合成抵抗Rは、1 / R = 1 / 10Ω + 1 / 30Ω = 4 / 30Ω なので、R = 30 ÷ 4 = 7.5Ω

R₁[Ω]の抵抗器と、R₂[Ω]の抵抗器を並列につないだ回路全体の抵抗の大きさをR[Ω]とする。このとき、R、R₁、R₂の関係を表した次のに当てはまる式を書きなさい。

• 1/R = 1/R₁ + 1/R₂
• 1/R = R₁ + R₂
• R = 1/R₁ + 1/R₂
• R = R₁ + R₂

並列回路での合成抵抗は、1/R = 1/R₁ + 1/R₂ です。