冬期講習/日曜特訓(2024-2025)受講生募集中!
BLOG

あおば塾の日々の様子

  1. HOME
  2. ブログ
  3. 日々の様子
  4. テストの結果が出揃ったので報告と反省

テストの結果が出揃ったので報告と反省

先月の中旬~下旬にかけて後期中間テストが各中学校で実施されました。そして、実施が遅かった中学でも今週テスト結果が全て返却されたので、あおば塾生の結果について報告します。

結果は一言でいうなら「悪くはない」と言ったところです。

今回もすべての生徒に2段階の目標を設定しました。当塾では必ず最低限超えるべきラインと頑張って目指すべきラインを提示しています。そして、すべての生徒が最低限の目標はクリアできました。また、合計点90点UPの子や、苦手の数学で、しかも平均点が40点台難しいテストで得点が大幅にアップした子、過去最高得点をとれた子など今回もたくさんの生徒が成績を向上できました。ただ、今回は2段階目の目標にもう一歩届かないという生徒が前回に比べ多く、チョッと残念でした。

特に残念に思ったのは上位の子らがテストで崩れたこと。どの子も仕上がりはかなり良く、期待していたのですが、それが良くなかったかもしれません。欲が出たのか、テストの受け方が悪かった。端的に言えば「下手くそ」な受け方をしてしまった。本来、簡単な問題からしっかりと得点していくべきだが、難しい問題に時間をかけすぎ自滅するパターンが多かった。通常のレベルのテストならば問題なく解けたのだろうが、入試を意識した難問が出始めると、このやり方をやると手痛い失敗を犯すことになります。このことは授業でも再三注意してきたのですが、まぁ、実際に体験しないとわからないことなのかもしれません。入試前にそれを身をもって学べたのだから収穫ととらえるべきでしょう。

上位陣が崩れた反面、下位の生徒らは大健闘しました。

どうしても文章題などの難解な問題が分からないという生徒らに、「思い切って捨ててしまえ。正解できる可能性の高いものを完璧にしろ。」とテスト直前に指示。その通り、自分で解けるものを完璧にし、テストでも完答してきました。その結果、実力では完全に劣る生徒らが上位の生徒らと変わらない得点をしてきました。このことは下位の生徒らには自信に繋がったでしょうし、上位の生徒らにしてみれば、これまで軽視しがちだったテスト当日の戦術の重要性を確認できたので、双方にとってプラスになったと思います。

結果だけ見れば、特に生徒やその保護者らは物足りなさを感じているのではないかと思います。しかし、物足りなさを感じるのは確実に力がついてきていると実感しているからにほかなりません。実力の割に得点にならなかった。だから物足りないのです。ならば、次のテストでは実力を反映できるように、テスト当日の戦術も見直していけば良いのです。

そういう面からみると今回の結果は次につながる実りあるテストになったと思います。

関連記事