確認テスト
1999年に制定された、男女の性別にかかわらず個性や能力が発揮される社会を目指す法律を何というか。
この法律は、男女が互いにその人権を尊重しつつ責任も分かち合い、性別に関わりなく、その個性と能力を十分に発揮できる社会の実現を目指しています。
日本国憲法の定める個人の尊厳と両性の本質的平等の原則をもとに、親族や相続などの家族関係について定めている法律は何か。
民法の中の親族編と相続編が、家族関係に関する規定を定めています。戦後の民法改正で、家族制度は大きく変わりました。
家族・地域社会・学校・職場など、個人が属するさまざまな集団をまとめて何というか。
個人が所属し、相互作用を行う集まりのことを指します。これらの集団を通じて、人々は社会化され、様々な役割を担います。
あととりの子供が結婚後も親夫婦と同居して、親夫婦と子夫婦・孫夫婦などのようにいくつかの世代の夫婦が同居してつくる家族を何というか。
日本の伝統的な家族形態の一つで、特に農村部などで見られました。現代では核家族化が進み、この形態は減少しています。
家族に関して戦前の日本でとっていた、個人よりも家を重んじる制度を何というか。
明治民法下で法制化された制度で、家長を中心とした家族のあり方を規定していました。戦後の民法改正で廃止されました。
未成年者に対して親が持っている、子供を保護・監督・教育する権利を何というか。
親権は子どもの利益のために行使されるべき権利であり、義務でもあります。親権者は子どもの監護や教育に関する決定権を持ちます。
未成年者の結婚には、年齢と両性の合意の他に何が必要な条件とされているか。
日本の民法では、未成年者(18歳未満)が結婚する場合、親の同意が必要とされています。ただし、2022年4月以降、成年年齢が18歳に引き下げられたため、18歳以上の場合は親の同意は不要となりました。
国連の女子差別撤廃条約を受けて定められた、雇用の場での男女の機会均等を図るための法律は何か。
1985年に制定された法律で、職場での男女差別を禁止し、男女の平等な機会と待遇の確保を目的としています。
夫からみた妻、妻からみた夫のように、夫婦の一方からみた他方を何というか。
法律上の婚姻関係にある相手のことを指します。民法などの法律用語としても使用されます。
自分からみて、いとこは何親等にあたるか。
親等は、血族関係の近さを表す単位です。自分→親→おじ・おば→いとこ、と数えて4親等となります。