諏訪西中の文化祭「鳳祭(おおとりさい)」を観覧してきました
生徒の多くが通う諏訪西中学の文化祭「鳳祭(おおとりさい)」が開催されました。
コロナ禍の数年を除き、毎年観覧しています。
仕事の都合もあり、途中までしか見れませんでしたが、今年は例年になく盛り上がっていました。
そしてレベルが高い!
諏訪西中学の文化祭のポスターを描くのって毎年大変そうだよね
文化祭というと、だいぶ寒くなってきたころにやったような記憶があるのですが、この暑さはなんなんでしょう?
温暖化のせいですか?
ポスターみたら、まだ9月なんですよね。暑い日もそりゃあるか。
そうすると文化祭の頃の気候の変化が気になるのは、日程が変わっただけでしょうかね。
そう言えば、昔は文化祭は文化の日(11月3日)の頃に行うものだったような記憶があるのですが、記憶違いでしょうか?
それにしても、毎年、文化祭のポスターを見て思うのですが、諏訪西中の生徒は大変ですよね。
文化祭の名前が「鳳祭(おおとりさい)」。鳳を描くというだけで、ポスター作製のハードルが上がります。
さらに、これだけ印象的なものを描き込まなければいけない上に、これまでのポスターとイメージが被らないようにしなければいけないというのは大変だろうと毎年思っています。
ホント、大したものです。
鳳祭の入口
文化祭と言えばこれですよね。
生徒会の役員が作っているのか、美術部の生徒が作っているのか、毎年凝ったゲートに迎えられます。
ポスターの鳳と同じ色です。揃えたんでしょうね。
それとも何か意味がある色だったりするのでしょうか。
ステージ発表の行われる体育館への入口も飾り付けられていました。
ステージ発表
さて、ここからが本番なわけで写真も撮ってはあるのだけれど、よくよく考えると、個人情報とかにも絡むので、ちょっとアップするわけにはいかない。
そんなわけで、テキストだけで解説。
まず、思ったのが「生徒数減ったな…」ということ。
これは知識として知ってはいることですが、こうして体育館に集まった生徒たちの数をみると、それを嫌というほど思い知らされます。
年々子供の数が減ってきており、私が始めて鳳祭を観覧したことと比べると、体育館に並ぶ生徒たちの席の最後列の位置がだいぶ前の方へ移動したように思います。
「こんなに生徒が減ってしまって文化祭は盛り上がるのだろうか?」
そんな風にも思いましたが、杞憂でした。
まず、文化祭の開会式といえばコレ。役員たちによる寸劇。
一気に体育館の雰囲気が変わります。文化祭独特の熱気が広がります。
その後ステージ発表。
これが凄かった。2011年から毎年見ているけど、これだけレベルの高かった年は少ないのではないだろうか。
もしかしたら1番良かったかもしれない。
国語科の意見発表、英語科のスピーチ、社会科の平和学習の発表、理科の一研究、どれも例年にないレベルの高さ。
特に英語スピーチと理科の一研究には驚かされた。
「いやいや、スゴイな。よく勉強している。」と感心していると、今度はダンスの発表が始まるらしい。
ダンスの発表というのは今までに見たことがなかったので、どんなものかとワクワクしながら待っていると衝撃のダンスショーが始まった。
人気アニメ「推しの子」の挿入歌、B小町の「サインはB」にあわせてオタ芸が始まったw
当然、体育館はここまでで一番の熱気に包まれ、盛り上がりも最高潮に!
まさか文化祭でオタ芸を見せられるとは思わなかったが、ワルノリの類ではなく、かなりしっかりと練習をしていたのだろう、キレッキレのオタ芸だった。
それぞれがサイリュームを両手に持って踊るのだが、息がピッタリ合っていたので、非常にきれいだった。
この後も別のダンスの発表が続くので、「この後にやる子たちはやりずらいだろうな…」などと思いましたが、それも杞憂。
後に続くダンス発表もどれも見事。
なによりも感心したのが観客である発表を見守っていた生徒たち。
西中の生徒というと大人しい生徒が多い印象だったが、今年の生徒たちは楽しみ方を知っているようで、ただ見ているのではなく、手拍子や掛け声で一緒に場を盛り上げているのが印象的でした。
そんな様子を見ながら、英語スピーチの講評で、英語科の浜先生が「良い発表をするには発表者側の努力だけではなく、オーディエンスがしっかりと発表を聴いていたという姿勢が大切」という趣旨の話をしていたのを思い出しました。
場を盛り上げ、発表者が練習の成果を発揮しやすい空気をみんなで作り上げる。まさに最良のオーディエンス。
きっと日頃からそういう教育がされてきたのだろう。本当によいステージ発表、よい中学校だと思いました。